Surveyed Cam: live-cam performance

http://u0u0.net/EzhI

解説:ゼミメンバーの話し合いから、ネットワークやWEBカメラを使った自画像(ポートレート)をテーマにプロジェクトを進めることとなった。アイデアは次第に監視カメラが監視カメラ自身によるポートレートが撮れないかということに集約されてゆき、また同時多発性ということがテーマにあがった。(6月のミーティング
 実際の作業として、関東近郊のライブカメラの場所を探し、現場で監視カメラの位置を特定できる場所6か所を探し出した。7月8日午後12時に、それぞれの監視カメラの前で、6人のパフォーマーが鏡を顔の前に持ち、監視カメラ自体を反射させる行為を夏の炎天下に60分間にわたって行った。
 今年2017年7月8日は「7なくなれ、8はんざい」に掛けて防犯カメラの日に制定された(記事)その日にこのパフォーマンスは行われた。手持ちの鏡は揺れるので、パフォーマーたちは一方的に見られることに対し、時折太陽の反射を監視カメラに向かって当てる反撃に出た。駐車場、繁華街、線路脇、通路、海岸、住宅地といった日常空間に「何故監視カメラがあるのか」「何を監視するのか」を問いかける社会的なアクションとなった。ゲリラで実行したにも関わらず、オンライン・オンタイムで鑑賞した人は最初の30分で130人を越えた。(taki)

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